タイトルはちょっとした愚痴である。
 日記の中身とは関係ない。

 「縁切り神社」という本を読み終わった。「アンテナ」という話を書いた田口ランディさんの短編小説集。ちなみに、私は「アンテナ」を読んだ事が無い。文庫本じゃないと、お金が…。

 恋愛系の話がメイン。は、初恋や初々しい恋を通り越した、その向こう側について描いているものが多い。
 ただ私にはその、なんというか、ちゃんと理解できない。これは、私の恋愛経験が乏しいことに大きく起因していると思われる。読むと、人間の心理の不思議さを感じ、その話の展開にも納得はいくのだが、ただそれだけなのだ。
 人並みの恋愛をしている人は、それぞれの話を読み終わったあと、なにかしら考える事があると思うのだが、私にはそれが無い。

 「興味深い事を知らずに、私は過ごしているなぁ」と少し損した気分。実際この本に書いているようなことに巻き込まれたら、「興味深い」なんて言っている余裕はないのだろうけど。


 今日は、新幹線の中で読む本を買いに本屋に行く。そう、まだ何回も東京に行かなければならない。面倒だけど、行かないわけにいかないしなぁ。うぐぅ。
 で、いい感じそうなものを見つけた。「推理小説短編六佳撰」という「創元文庫短編賞」の応募作品の中から興味深いものを集めた本。選考委員に何と!宮部みゆきさんと、北村薫さんが含まれているのだ。
 「宮部みゆきさんと北村薫さんが選んだのなら、面白いに違いない」と思って中身もろくに確認せずに買ってしまった。


 …今思ったけど、この日記、愚痴と読書ねたとプログラムねたが2:2:1ぐらいのような気がしないでもない。
 紹介文、少し嘘になってしまっているかも。あーあ。

■今日の買い物
 ・推理小説短編六佳撰(創元推理文庫 北村薫・宮部みゆき選)

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