読書メモ:アートとしてのソフトウェア
2001年12月2日■アートとしてのソフトウェア
□1986年3月10日
□株式会社アスキー
□ポールヘッケル 著、酒井邦秀 訳
パソコンを触り始めたころに感じた、「なんで、本質的でないところで苦労しなければならないのだろう」とか、「わざと分かりにくくしているんじゃないの、これ」といった気持ちを忘れかけている、ソフトウェア技術者のための本。
かなり昔に出た本であり、出てくる例も古い。ビジカルクやワードスターなんて、名前すら知らない人も多いであろう。
しかし、この本に書かれている内容はとても重要なのではないだろうか?
ソフトウェアを作るときには、3種類のお客様が居ると言っていいだろう。
コンピュータ、ソースをメンテナンスする人(将来の自分かもしれない)、そして、エンドユーザー。
私の学校では、コンピュータのための作り方、ソースをメンテナンスする人のための作り方については授業がある。しかし、エンドユーザーのためのソフトウェアの作り方に関しては教えてくれない。
しかし、本当は、エンドユーザーのためにソフトを作る方法に関する授業もするべきなのではないか?
なんて、そんなことを思わせる本でした。
実際に教育するとなると、なかなか難しいとは思うのだけどね。ユーザーインターフェースの作り方を体系的に教えたりするだけでも、難しいだろうし。
□1986年3月10日
□株式会社アスキー
□ポールヘッケル 著、酒井邦秀 訳
パソコンを触り始めたころに感じた、「なんで、本質的でないところで苦労しなければならないのだろう」とか、「わざと分かりにくくしているんじゃないの、これ」といった気持ちを忘れかけている、ソフトウェア技術者のための本。
かなり昔に出た本であり、出てくる例も古い。ビジカルクやワードスターなんて、名前すら知らない人も多いであろう。
しかし、この本に書かれている内容はとても重要なのではないだろうか?
ソフトウェアを作るときには、3種類のお客様が居ると言っていいだろう。
コンピュータ、ソースをメンテナンスする人(将来の自分かもしれない)、そして、エンドユーザー。
私の学校では、コンピュータのための作り方、ソースをメンテナンスする人のための作り方については授業がある。しかし、エンドユーザーのためのソフトウェアの作り方に関しては教えてくれない。
しかし、本当は、エンドユーザーのためにソフトを作る方法に関する授業もするべきなのではないか?
なんて、そんなことを思わせる本でした。
実際に教育するとなると、なかなか難しいとは思うのだけどね。ユーザーインターフェースの作り方を体系的に教えたりするだけでも、難しいだろうし。
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