■TRONからの発想
□1987年2月27日
□岩波書店
□坂村健

 TRONという名のコンピュータ体系の本。
 産学共同研究で今もTRONプロジェクトは継続中のようである。
「実身/仮身モデル」にびびった。この本ではなく、雑誌で「実身/仮身モデル」を見たときには、「MicrosoftのOLEとどう違うんだろう」と思っていたけれど、とんでもない。もっと応用範囲の広いものであった。
 もし、「TRONからの発想」に書いてあるように「実身/仮身モデル」が実現されているのなら、超漢字(BTRON仕様のOS)を触ってみたいものだ。残念ながら、有料のOSだし、手元に空いているパソコンはないしで、試せないけれど。

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