初詣に行く。
 「一日間違ってないか?」と思う方も居られるかもしれないけれど、毎年年越し参りにしているので、私の感覚的には31日なのである。
 実際にお賽銭を箱に入れるのは、1日になってからなんだけどね。

 お願い事は、「会社をくびになりませんように」である。
 かなり消極的なお願いのような気もするが、一年目でくびになったりすると新しい会社を探すのも辛そうなので、切実な願いではある。

 ご飯を食べているときに家族に「今年は、こんなことを願ったんだよ〜」という話をしたら、「願い事は人に言ってはいけないんだよ」と言われる。
 去年も言われた気がするけど、他の場所では聞いた事がない。
 我が家のローカルルールなのだろうか?
 謎。
M 「え? 全然カラオケ行ったりしないの?」
私 「うん」
M 「友達と、どこか出かけたりしない?」
私 「うーん。吉野屋ぐらいだね」
M 「……」

 別の大学に行った友人Mと、久しぶりに会ったときにした会話。
 自分の貧乏さ加減を実感した。最近私が読んでいる「ソリッドウェブ」というページの貧乏話と比べたら、かわいいものだけど(笑)。

 カラオケって、「音楽を聞くのが趣味です」って人でないと、貧乏人には金銭的な敷居の高い遊びだよな。
 貧乏人でも、歌番組を積極的に観るとかすると、曲を覚えられるけど、私はあんまり観ない人だし。
 歌番組を見るために手間を掛ける情熱がなくても、CDを買えば曲は覚えてしまうかもしれない。だが、私の場合、CDを買う金があると本(小説、専門書など)につい使ってしまう。
 限られたお金を有効に使おうと真剣に考えた結果、そうなってしまった。

 ま、アルバイトをしてない私が悪いのだけどね。
 「夏休み前にこれだけ忙しかったのだから、研究発表の締め切りが近づくにつれて、さらに忙しくなるに違いない」という予測をしたことを、誰が責められようか?
 いや、責める人は私自身しか居ないのだが。
 東京の某イベントの所為か、日記の更新が少ない…。DiaryNoteの日記以外にも日記をいくつか読んでいるのだけど、それらの日記の更新ね。

 代わりにかどうか分からないけど、今日もソリッドウェブ(http://www.solid-web.com/)を読む。
 裏話的な話が好きな私には、かなり面白い。
 ……。
 自覚症状がないけれど、実はゴシップ好きか?私。

 今日はスクールライフ(www.solid-web.com/cgi-bin/view5.cgi?ID=_2&CLASS=11)を読破した。
 こういうのを読むと、専門学校に行った友人が心配になる。
 やる気を失ったり、井の中の蛙になったりはしてないだろうか?

 私も「普通の高校を出た後、専門学校に行こうかな」なんて中学生のときに思っていたこともあり、あまり他人事に思えない。
 そもそも、大学に行くことにした理由が親に「金がないから専門学校は駄目」と言われたからだったりする。
 「コンピュータなら大学に学科があるし、金銭の悩みを増やすこともないか」と思って大学にした。
 適当なものである。
 「戦略とパターンによるビジネスオブジェクトモデリング 第2版」(株式会社ピアソン・エデュケーション)を読み進める。
 「戦略の書き方がシンプルすぎるのでは?」と思っていたけれど、お客様にお話を聞く部分の戦略の記述がシンプル過ぎるだけで、オブジェクトを抽出する際の戦略は結構丁寧な感じ。

 オブジェクトの抽出に関しては、私が以前読んだ初心者向けのオブジェクト指向分析/設計の本よりも「使えそう」に見える。
 もっとも、試してないので実際の所は分からないけど。
 「酒屋倉庫問題」が書いてある本も、実家に持って帰ってくればよかった。そうすれば試せたのに。

 詳しい理由は知らないけれど、わが研究室では「酒屋倉庫問題」と「図書館問題」がよく試しに使われたりする。
 助手の先生によれば「分析/設計の例題として有名」らしいが、それらの例題が載っている本、私は2冊しか目にしたことがない…。


 話は変わるが、適当にWebページを見ていたときに発見したhttp://www.solid-web.com/がなかなか面白い。
 Webサイトの主題としては「アニメ業界」なのだが、「ソリッドワークルーム」から辿ったところにある「オーバーワーカー」の項がなかなか。
 苛酷な生活の中、いかに睡眠をとるかという話が載っている。
 …来年、ここに載っている方法の世話にならないで済むといいのだけど。
 妹の車に乗せてもらって初めてユニクロ(http://www.uniqlo.co.jp/)へ。
 服をジャスコで買うのと同じぐらい安い。
 シンプルなデザインで、沢山の色違いがあるのかうまいと思った。
 些細なことだけど、クレジットカードのステッカーが貼って無くて、持っているカードが使えるか、どきどきしてしまった。「払う前に聞けよ」って思われるかもしれないけれど、私は小心者なのです。

 その後、ゲームセンターに行き「シャカっとタンバリン」(http://www.syakatan.com/)をやってみる。
 ぱっと見「難しくないのか?これ」と思ったけれど、やってみたら普通に遊べた。
 …イージーモードだけどね。
 妹も一緒にやったのだが、私がノリノリで遊んでいたので恥ずかしかったらしい(笑)。
 久しぶりにbk1(http://www.bk1.co.jp/)を見ると、2001年年間ランキングなるものが出ている。
 ちょいとコンピュータ部門(www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3b695c5c511f901050cd?aid=&tpl=dir/01/01070000_0024_0000000001.tpl)を見てみた。

 うっ。
 リストの中のでは、「人月の神話」しか読んだこと無い。正確に言うと、復刻される前のものを読んだのでタイトルは違うし。

 2001年もWeb関連が人々の興味を引いたのだろうか?
 XMLもWebと関連づけられることが多い技術だし。
■すべてがFになる
□1996年4月5日
□株式会社講談社
□森博嗣

 探偵役がトリックを分かったときに、私には全然トリックが分からなくて実に落ち着かない気分で読み進めた。もっとも、私が推理小説のトリックが最後まで分からないのは、良くあることだけど。

 しかもトリックが、技術的なトリックだったので、タネが分かったときには悔しさ倍増。
 まあ、どうあがいても私には分からなかったとは思うが。
 断っておくと、私が悔しい思いをしたのは、タイトルと直接の関係がない方のトリックね。

 電気・電子・情報といった方向の工学をやっている人に特にお薦めな本。


 あんまり本編の内容と関係ないけど、細かい部分も良く出ている。
 たまにコンピュータ関連の記述で「?」と思うところもあるけど、結構まとも。

 個人的には、「工学部の人はこんな人だよ」といった感じのもろもろの描写が面白かった。
 工学部で優秀な人は、犀川みたいな思考をする人が多いよな(笑)。

 余談だけど、ゲーム化するらしい。
http://www.kid-game.co.jp/kid/game/game_coolkid/f/index.html
 1月から、今までやっていた研究と別のことをするので、下準備のために本を読み始める。
 同じ研究室の人、KNのソフトの実装を手伝うのだけど…、まだKNはその事実を(多分)知らない。
 冬休み中に作りかけていたら、どうしようねぇ。
 KNに「1月から一緒に作業することになったから」と一言言うべきなのだろうけれど、連絡先を知らないから言えない。
 ま、好きこのんで冬休みにそういうことをする人に見えないから、まだ手をつけてないでしょう。きっとね。

 読み始めたのは「戦略とパターンによるビジネスオブジェクトモデリング 第2版」(株式会社ピアソン・エデュケーション)。
 しかし、いろいろと謎が。
 まだ読み込みが足りないのかも知れないけれど。

 現時点では次のような点が謎だ。

・納期、予算、性能のトレードオフをいつ考えるのか明記されてない。
 例では、エンジニアが客にヒアリングをしている時に、客が「機能が多いと予算が掛かりそうだから、その機能はいらない」なんてせりふを言う。本当にそのような判断を客がしてくれるのだろうか?
 この本では、「納期、予算、性能のトレードオフ」を扱う気がないから簡略化しているのだろうか。気になるところ。

・間違ったモデルを作ってしまった場合の検出方法が弱いのでは?
 おかしなモデルを作ってしまう例が載っているのだけど、それを検出する方法が弱い気がする。
 「気がする」というだけかもしれないけれど。

・戦略の記述がシンプルすぎる
 覚えやすくしてあるのかもしれないけれど、各々の戦略が説明不足じゃないだろうか。
 妹が所属する学園主催の定期演奏会を聞きに行く。
 学園の規模はかなり大きく、幼稚園、中学校、高校、大学などなどを持っている。
 お客さんの数がかなり多くて、驚く。
 二階席はないものの狭くはない観客席が一杯で、立ち見客も居るぐらいだ。

 後で妹に聞いたところ、
「幼稚園に子供を預けようか考えている人がたくさん見に来ているからだよ」
とのこと。
 演奏会にそういう側面もあったとはね〜。
 今まで気づいてなかった。
 実家に帰ってくる。
 パソコンは寮に置いてきたため、父のパソコンを使って書いているのだけど、私が愛用しているエディタが入っておらず、微妙に不便だ。
 勝手に入れても怒られないとは思うけど、寮に帰るとき消し忘れそうだしなぁ…。
 メモ帳の機能の少なさに耐えきれなくなったら、考えるとしよう。

 ちなみに愛用しているエディタは、ViVi(http://vivi.dyndns.org/index.html)とTeraPad(http://www2s.biglobe.ne.jp/~t-susumu/toclip/library/tpad.html)。TeraPadの方は愛用している友達が他にもいるのだけれども、ViViを使っているのは仲間内では私だけ。
 私の友達は、シンプルなエディタを好む人の方が多いのだろうか?
 研究発表である。
 まあ、完璧からは遠いけれど、そこそこな感じで終わる。

 他の大学や学科はどうだか知らないけれど、私が所属する学科は、4年生の発表には、へまをしたりしてもなかなかに寛大である。
 院生の発表には、厳しい質問とかも出るみたいだけどね。

 1ヶ月でも研究したか怪しい友人の発表が、しっかりと研究した発表のように聞こえて、心の中で笑ってみたり、「なんじゃそりゃ?」って思うテーマの発表があったりしてそこそこ楽しかった。

 終わった後、鍋を食べたのだけど一人欠席したためか、ちょっと材料が余ってしまった。
 あう。
 明日は研究室で「鍋を食べる会」があるので、研究室のメンバーで買い物。
 うちの研究室は、そういったイベントが極端に少ないので、参加しないわけにはいかない。

 買い物していて知ったのだけど、研究室内に酒好きが1人も居ない…。
 私は酒に弱い方なので、いいことだ。酒を大量に飲む人がいると、ワリカン負けするし。

 酒をあんまり買わなかった結果、鍋の材料を大量に買うことになる。
 ……。
 材料、余ったらどうしよう。

発表が近づきつつ

2001年12月19日
 研究発表の時に配られる、要旨集が出来た。
 ぱらぱらと見てみる。
 ……。
 うーん。
 他の研究室の研究内容が理解できない。
 どれぐらい理解できないかというと、その研究が凄い研究なのか、凄くない研究なのか判断を付けることが、もはや困難だ。
 ちょっと自分の能力が不安になったので、別の人に
「自分の研究室以外は、何をやっているか分からないよねぇ」
と聞いてみたところ、
「うん。さっぱりだ」
との答え。
 もしかすると、分からないのが普通なのかもしれない。
 昼前に起きたら、メールが着ていた。
「予定変更です。本日ゼミします」と言った内容。
 眠いから、見なかったことに使用と思ったけれど、助手の先生から電話も掛かってきたので、やむなく学校へ。
 うう〜。

なかなか進みませぬ

2001年12月17日
 密かに友人主催の「ゲームを作ろう」といったノリの団体(?)に参加しているのだけど、全然進まない。
 私が原因だと思う事柄は二つあって
1.メンバーの「暇な時期」が合わない。
2.会って話せない。
である。

 経験してみるまで分からなかったことだけど、2番目の項目はなかなか解決が難しいよなぁ。金があったら、ある程度解決する問題だけど。メンバーの住んでいるエリアは、東海と関東だけだし。

 インターネットがあるからどうにかなるかと思ったけど、実のところ「どうにかなる」ってレベルでしか、どうにかなってない。
 「インターネット上で実現可能な手段で、『直接会って相談』の代替にするにはどうすればいいか」とか真面目に考えると楽しそうだけど、今日は眠いので、この辺で。

かも〜

2001年12月16日
 初めて、かも鍋を食べる。
 おいしいて、驚く。

 何がおいしいって、ねぎが。
 こんなにおいしいねぎを食べたのは初めてかもしれない。

 「鴨が葱をしょってきた」って言葉を、実感のこもった言葉として理解できるようになった。

ばてばて

2001年12月15日
 疲れた…。
 朝から夕方まで、

原稿を直す。
 ↓
教授に見せる

の繰り返し。

 とはいえ、5回ぐらいしか見せてないけどね。
 とうぜん、学生のほうが数が多いので、待ち時間が生じるから、「直したらすぐ見せる」とはいかない。

 まあ、発表前日に忙しかったりすると嫌なので、これはこれでよしとしよう。
 昨日もゼミ、明日もゼミっていうわけで、今日は資料の手直し。
 研究発表が近づいているだけあって、教授もやる気だ。明日は土曜日なのに、わざわざ学校に学生の面倒を見に来るわけだし。

 発表が終わったら、年賀状を書かないとなぁ。
 私の友人連中はものぐさな人が多く、
「年賀状? 送ってきてもいいけど、返事は多分出さないよ」
という人が多くいるので、書く枚数は少ない。
 返事が返ってこないと分かっていると、書く気が50%ぐらい減少したりするので。
 ……。
 フルーツバスケットを見逃してしまった。
 かなり、ぐんにょり。
 あぁ、まっすぐ寮に帰っていれば…。

 寄り道をして何をしていたかというと、友人Tの被験者。
 コンピュータを用いた講義を聴いて、そのあと簡単なテストを受けるというもの。
 ネタが「コンパイラ」だったに関わらず、半分ぐらいしか点数をとれずに凹む。
 ううっ。
 学科的には、私の専門分野に含まれるのに。
 まあ、普段使わない知識は忘れちゃうよね、ということで、あまり気にしないでおこう。

思わぬところで

2001年12月12日
 高原書店(http://www.takahara.co.jp/)で注文した本が届いたので、郵便局へお金を振り込みに行く。
 郵便局で振り込むと、振り込み手数料が無料というのが気が利いている。安いものを買うと、振り込み手数料がけっこう勿体無いものね。

 Wordで学内の研究発表の際に配られる要旨集の原稿を書く。
 Wordって、LaTeXのような参考文献リストの機能が無いのか…。まあ、図や表のように、そう頻繁に追加したり削除したりするものでもないから、なくてもどうにかなるけど。それに今回は、A4一枚分しか分量が無いしね。
 LaTeXよりもWordが好きなので、そんなところでLaTeXに負けているのはちょいと悔しい。

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